先ほど、突然の宣告をされる。
 

「もうあなたに何を言っても保険に入る気がないのがよく分かったから、
 私がお金を出して保険に入るわ。」
 

うーん、突然の振りの割にかなり嫌味なジャブだ。

我が息子の大学進学に備え、学資保険に入るらしい。
 

「私は保険に入っているから何かあったときにちゃんとお金が出るけど、
 あなたに何かあっても何もないから、学資保険は私がお金出すけどあなたの名前で入るから。」


まるで役立たずじゃないか。


「今毎月お互い3万ずつ家計に入れて貯めてるから、そんなことしなくても大学入る頃には
 1000万くらい貯金いくでしょ。」

と適当に言ってみたが、


「結局切り崩して全然貯まってないやん。」

と論破される。


「しかもふらふらして将来ちゃんと稼いでるかも分からないでしょ。」

…失礼極まりない。


ここで格好良く、

「厳しかったら俺の貯金でなんとかするよ。」

と言いたいところだったが、個人の貯金はほぼないのと貯めるという習慣もないので、黙る。
 

学資保険に入ることになりました。