生活保護世帯の子どもたちに向けた学習支援の新規開設が決まった。

兵庫県では8カ所目で、久々の郡部での開設。
都市部での実施は1つの場所に迎え入れる子どもの数も多いが、
郡部は新規に学習場所を開設し同じように会場費や人件費を投資しても、
受講できる生徒が極端に少ないため費用対効果として厳しい面がある。

郡部こそ、受託者が学習場所を作る型の支援より、
民間の塾などで使える教育費専用金券(バウチャー)配布型支援の方が
圧倒的に優れていると思っていて、それを正直に自治体の人に
進言したこともあった。

ただ今回や今後開設予定の地区には、近くに通える塾がない。
よって教育バウチャーを配布しても、通信教育などで使うことしかできない。
「通信教育教材与えるだけで子どもから勉強するなら、
 親はこんなに苦労してないわ。」
と少し前に愚痴を聞いたことがあるが、
生身の人間に会って直接指導を受ける場というのは、
子どもにとって必要なのではないかと思う。

そういう場を、情緒的に
「昔は地域の大人が協力してそういう場を作っていたんだから、
 地域で子どもを見ていけばいい。」
と言ってしまうのは簡単だけど、それを地域に丸投げするのは中々難しい。
かといってすべての子どもが通える範囲に塾をというのも、
営利企業がやっている以上無理な話。

学校外教育の有無で学力に大きな開きが出てしまう
今の日本の現状は、一筋縄ではいかないなぁ…。

とりあえず、与えられた1つ1つの場所で成果を。
この仕事は、おもしろい。