今月の名前はまだない大学では、手植えでの米作り体験を実施。
自分もイチから教えてもらいました。
(※今回は当日の講師を務めてくれたお米農家の北野さんの農法とは異なり、慣行農法で行っています。)

【4月最終週】
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今回は全部植えないので、仕切りを作って肥料を撒く。
機械を使えばすぐに終わるものが、手作業だと3時間近くかかった。周りの草刈りも。

【5月1週目】
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田んぼに水を入れる。春なので、1週間でも草は先週と様子が違いよく伸びている。

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トラクターで土をかき混ぜていく「代かき」。

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どれくらいかき混ぜるかは哲学とのことで・・・(笑)これで田植え前の準備完了。

【5月13日当日】
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(苗も準備万端です。)

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(1列に並んで、息を合わせながら少しずつ植えていきました。)

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(最高にいい天気。田んぼに入れた足の気持ちよさが際だつ。)

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(子どもたちは泥遊びこそ楽しい。)

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(田植え後は、地元農家さんのブランド米「おうごん米」の中から、『にこまる』『コシヒカリ』『ヒノヒカリ』の3種の食べ比べ。土鍋+丹誠込めて作られたお米は超絶のうまさ。)

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(お米農家北野さんから、お米の品種の話、炊く時の水の量の話などお米に関わることをたくさん教えていただく。ここ2年くらい街の収穫祭で新米を一緒に売りに行っていたけど、そこで北野さんから聞くお米の話が本当におもしろかったので、色んな人に聞いてもらえてよかった。)

「米は儲からない。」
どの農家さんに出会ってもそういう言葉が返ってくる。米作りで、ポジティブな話を聞いたことがない。
自分も一人暮らしを始めた大学生の頃は、とにかく安く、楽な無洗米を買って過ごしていた。毎日食べるものにはお金をかけられない。それが大学生の頃の思考回路だった。

けれどここ2~3年、実際に米作りの手伝いや小さい畑で野菜を作ってみて、少しずつ考え方は変わっていっている。
なぜ、お金を右から左に流している人や嘘をついて当選して嘘をついてお金を使い込んでいる人が甘い汁を吸い(あ、タイムリーすぎるよ!(猛爆))、人間の口に入るものを作っている人がそうじゃないんだろうか。そして真面目に手をかけていても、それはほとんど値段に反映できないから真面目にやるほど損をする。

毎日身体に入るものだからこそ、大事に作ってくれている人のものを。
そして適正な値段で。
自分は農家ではないけれど、農家の人の知り合いが増えるとそう思う。

こういうのは対立構造に持ち込んで、
「何も考えとらん消費者が悪い!」
「国に保護されてきた農業はぬるい!」
と戦うものではないし、いきなり高い値段で米や野菜を買えというのも難しい。

でも、実際に手で植えてみてその苦労を知ることや、食べものを作るのは大変だけどその中にある楽しさも知ることで、自分の身の回りで何らかの形で生産してみる生活を取り入れてみるとか、そういう小さな変化とか気づきが大事なんじゃないかなと思っている。

楽しみながら知る。
1億何千万という人口に対して、自分の活動なぞチリみたいなもんだが、そういうことをこれからもぼちぼちと続けていきたいなと思う1日だった。

「宿題(問題)を出します。今日植えた苗は、秋になってお茶碗何杯分のお米になるでしょうか。これはパソコンで調べても載っていないし、答えは私にも分かりません。秋まで楽しみにしていてください。」

北野さんからの問題の答えは、秋のお楽しみです。