週の半分弱は外で何かをしている今年の夏。
そしてクーラーにもほとんど当たらない夏。

こうした生活をしていると、暑さというものにも変化があることが分かった。
これまではクーラーの効いた場所で仕事をしていることがほとんどだったので、外に出るのは細切れであった。
こういう生活の仕方だと「7月中旬~9月上旬=かなり暑い」と一緒くたにしてしまうアバウトな感覚しかなかった。

立秋というのは、8月7日頃のことを指すらしい。
そんなこともこれまで知りませんでした。
 
梅雨明け後、茅葺きの仕事が灼熱過ぎて、
「こんな状態が8月9月まで続くってやばいですねー。」
と言ったとき、
「まあでも一番暑いのはお盆までやな。」
ということであった。

この一番暑い時期の切れ目が個人的にはあまり想像できなかった。
一番暑い時期って確実に8月25日くらいまで続きません…?
 
ただ最近、昼間はしっかり暑いけれど、15時を過ぎた後にすっと涼しくなったり、夕方にいい風が抜けたりと、確かに立秋という言葉通り、季節は少し動いているような気がする。
天気予報の最高最低気温だけ見ると暑さは何も変わっていないどころかピークのような雰囲気だけど、体感的には先週の方がよっぽど暑かったし夜も寝苦しかった。

雑草の伸び方も変わったし、小さな変化というのは自然を見ていれば至る所にあるのだろう。
教えてもらわないと気付かないところが情けないところだ。
まだまだ鈍い鈍い。
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(暑いけど、職人さんを見上げる時の空が気持ちいい。あと休憩中の炭酸も最高。)