今年の春前に軽バンに乗り換え、スタッドレスタイヤを買う時期に。
車は農村生活を成立させる上で欠かせないものであるが、その搾取され感は半端ない。

色々と現地調査をした上で、最終的にはネットでタイヤを購入。ネットで買うという奥の手を使ってはいけないと反省させられるほどの格安感。しかし誘惑に負け買う。

そして到着後取り付けを自分で行う。
そう、ネットで購入することが成立するのは、自分でタイヤを取り換えることができるからだ。
3年ほど前、某アートディレクターに、
「農村のおっさんになるなら自分で換えな!」
と手ほどきを受けて以来、年に2回のタイヤ交換は自分でできるようになった。
こうして自分でできることが増えていくのは嬉しいことである。

そして今回も、息子と共に車屋さんごっこと称しながら取り換える(12月18日)。
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そんな平和な日々の5日後の今日、悲劇が起きる。

家を出てすぐの狭い路地で対向車が来たため、こちらが少し道路から外れすれ違った。

その後、後輪がキャーキャー叫んでいる。
農村なので葉っぱとかワカメ的なものなど色んなものがタイヤに挟まるので、少し走ればはずれて元に戻るだろうと思いしばし走る。

その後様子が変わらずどうもおかしいと思い、車を止めてタイヤを確認する。
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5日間しか走ってないのにもうパンクしてもたぁぁぁぁぁ…!
きゃあぁぁぁぁぁぁ!!時給5時間分くらいの対価がぁぁぁぁぁ!

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フレイザードのコアを狙ったかのような正確無比な刺さり方である。
っていうかなんで道端にネジ…。誰かの陰謀か…。
あの場所ですれ違うように仕組んだのも…誰かの計算…。 

しかし冬のボーナス平均88万などという世界とはほど遠い世界で生きている人間にとって、ここで〇AFを呼ぶようなリッチなことはできない。
自分の手でササッとスペアタイヤに変更。
このピンチで自分の力でなんとかできる感、ちょっとかっこいいじゃない…。誰も見てないけど…。 見ろよ…。
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ふふふ、これでJ〇F代が浮いた。
悲しい事件の中でも少しテンション上がる。

しかしここまでの技しか有していないので、結局タイヤ屋さんに行って10,000円払ってタイヤを交換してもらう。 
なんのために時間割いて安いタイヤを探して自分でつけたんだ…トータルコストすべて意味なし。

色々欲しいものあったのにまたお預け…だ…。