台風の真っ只中、家族でキャンプへ。
1日目は天気も良好だったものの、2日目は台風予報でキャンセルが相次ぎほぼキャンプ場貸し切り状態に。

午後からとんでもない雨になり、夕飯をなんとか四方から雨が降りかかる屋外で調理を済ませ、泊まっているテントハウス内に持ち込み食べる。
外に出るのがかなり億劫かつやや危険な状況になったので、食器も洗わず、テントハウスに打ち付けるすごい雨の音の中、家族の空間だけができた。
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家族でいる時間。
働き方が変わって、夜は子どもと一緒に過ごせる時間が増えた。
けれど、今その瞬間をきちんと認識できていないことが多い。

子どもと一緒にいる瞬間でも、頭の中は、
・子どもを寝かせた後に返すメールなどの内容
・明日の仕事の段取りのこと
・色々浮かんでくるくだらないアイデア的なもの
・巨人戦の戦況
なんてことで埋め尽くされている。
とにかく一歩後の時間のことばかり考えて、「今」を大切にできていない。
意識的に気付き、それじゃだめだと思うけれど、5分後にはまた何かで頭が埋め尽くされている。

以前書いた『晴耕雨読できない』でも、待ち焦がれた「コーヒーを煎れて縁側で本を読み始めた」瞬間に、次のことで頭がいっぱいになってしまう。
今を大事にできない自分。

話は戻り、テントハウスの中。
いよいよ何もやることがなくなり、一歩先に待っているものも何もなくなった。
携帯の電波も届かない。
ぼーっと子どもたちの様子を見ていた。

今この瞬間と、子どもが目の前にいるという認知が、くっきりと重なった。
自分も、妻も、子どもたちも、今この時を生きている。
そして今この瞬間は、当たり前だけどもう二度とは戻らない。

ふいにぐっとくるものがあり、急に涙が出そうになった。

日々生きるのに必死だ。
1日中フル回転で頭を動かして、先回りして物事を考えて、時間を有効活用して、やっと誰かの役に立ち、なんとか生活に必要なお金を得ることができる。
でも一方で、一緒にいるだけで心ここにあらずでは、一体何のために生きているのだろうか。

大いなる反省が混じりながら、また一回り大きくなった子どもたちを実感した。

人間として、親として、まだまだ、まだまだだ。

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