あっという間に飯が食えるのか2年目生活が終わってしまいました。ブログのタイトルをほぼ無視した内容だらけの当ブログで、年に1回のみ公開される食えるのかに対するアンサー記事です。

Q、おい、移住者は農村で飯が食えたのか?
A、ええ、2年目もなんとかなりました。

鶴巻に仕事を与えていただいた皆様、企画したイベントやサツマイモをお買い上げいただいた皆様、ありがとうございます。本当にありがとうございます。
今年も共働きというトリックを大いに活用し、鶴巻家は生き延びております。

「メインの仕事は何ですか?」
とよく聞かれるけれど、どれが主でどれが副という感覚はなく、どれもだいたいいただいている額は同じなので、大エース上原頼みのチームではなく、2000年代中盤のロッテ渡辺俊介、清水直之、小林宏之の3枚でそれぞれ11勝くらいずつ積み上げるチームである。
この場合、上原20勝のような派手な稼ぎ方はできないが、例え3枚の内1つが故障したり調子が悪くなっても、なんとか借金2くらいの3~4位は死守できる働き方なのである。

それに加え、植える量を増大し、幼稚園や保育園の遠足受け入れも始まったサツマイモの観光農園(秋に頭角を現す若手)、そして春先の新入社員研修のファシリテーター(春先だけ投げて退団する助っ人外国人)、移住や里山暮らしに関する講演(たまに1軍に上がっていいピッチングするかなり助かる谷間)など総力戦で、おそらく去年よりは売り上げは伸びているだろうと思われる。
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独立した初期にアルバイトとして雇っていただいた淡河のベーグル屋さん「はなとね」は、気を遣っていただき徐々にシフトが減り、その後シフトが埋まらなかったときのジョーカーとなり、今現在ははなとねのベーグルを愛するイチお客さんとなっている。あの時仕事をいただけて感謝しかありません。

売り上げ自体は増えたものの、どの仕事もうまくいっているかというとそんなことはなく、いただいている分以上の結果を中々出せないことも多く、かつ仕事を長く続けると管理する細かいタスクが増えていくので、働く時間はどんどん増えてしまっている状態である。移住にせよインターンにせよあとは地域活動も含めると、コーディネートするという仕事や役割は何年もやっているものの対人の仕事なので常に明確な成果が見えにくく、やってもやっても終わりが見えないという悩み多き仕事だなぁと引き続き感じている次第である。うまくいった時の喜びは言葉に代え難いのでやめられないのですが。

一方で茅葺きの現場は、屋根を触らせてもらうことも増えてきて、手や足を動かしてものを作るという楽しさをひしひしと感じている。もちろんこちらも難しいことだらけで最後に職人さんたちに微修正や仕上げをしてもらうわけだが、それにしても小さい頃にプラモデルをありえない集中力で作っていたような、あの日々を思い出す。

こうやって毎日全く違う仕事をしていると、改めて人間はそれぞれの仕事や環境によって全く違う刺激や学びを得ることができるのだと体感し、ありがたい生活をさせてもらっている。

積み木を縦に一気に積み上げるような生き方ではなく、5個横に並べて、その上にまた5個並べてという高みを目指すには時間のかかる生き方だけど、その幅には徐々に面白さが詰まってきているのではないだろうか。

少し話が逸れてしまったけれど、2年目もなんとか飯を食えました。
今日身体の節々が痛いため接骨院に行ったら、
「もう少しちゃんと身体のメンテナンスをしましょう。このままだと肩も上がらなくなって現場や畑で働けなくなりますよ。」
とガチトーンで説法をいただいてしまった。
デスクワークと外仕事を交互に繰り返す最強の健康ワーカーだと思ってたのに。

3年目はこの辺りもちゃんとケアせねば。
身体が資本。

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そして忘れちゃいけない、淡河宿本陣跡保存会の理事。この瞬間は本当に感無量でした。