今週はインフルから復帰し、社会と再び接続できて喜びを感じました。

と言いつつ、子どもたちがまた体調を崩してしまったりということで妻の実家にお世話になり、自分だけ家で過ごすことは継続されていました。どうしようもない生活は続き、家に帰ってきたら最低限のことだけ済ませあとはゲーム(某競馬ゲームで交配がうまくいき、強い馬がガンガン産まれ辞められなくなった)という日々で、改めて家族という歯止めの必要性を感じた日々でありました。
PS3は無事再び倉庫の奥底に…。早く息子とマリカーやりたい…。

そして本日土曜日は、大学時代の後輩で現在はChance for Childrenという団体の代表を務める今井の結婚式。
今井はあるサークルの新歓で出会い、その後自分が活動していたBrainHumanityに誘い込み、夏に予定していた子どもたちのキャンプにスタッフとして加わってもらった。
出会った時の印象も爽やかイケメンで軽い感じだったので、いい意味でチームが面白くなりそうと思って入れ込んだ記憶がある。実際キャンプの企画から一生懸命関わってくれたが、基本軽い感じはそのままで、周囲を笑わせながら可愛がられる後輩というキャラであった。

自分にとっては全てを捧げて取り組んだキャンプが終わり灰になりつつも、今井も含め一緒に戦ってくれた愛しき後輩たちの次のステップをお節介ながら色々と考えていた。

その時も「軽い」という印象を持ち続けていたので、2年生になったら新入生を誘い込む役割をやらせたら、子ども好きな真面目なボランティアだけでなく、多様性のある新入生を獲得できるのではないかと思い誘ってみたがまったく興味を示さず検討する間もなく断られた。(その後、同時並行で誘っていたもう1名の顔が濃い側の同じくモテ男的後輩が釣れた。)
 
その当時のBrainHumanityは、子どもとキャンプや遠足に行く事業(レクリエーション事業部)の他にも、不登校関連事業や国際関連事業、新規事業開発などがあり、メインストリームはやはり一番関わっているボランティア数が多いレクリエーション事業であった。軽い感じの今井は、あまり深く考えず、メインストリームのレクリエーション事業で色んな仲間と切磋琢磨しながら人気者になっていくのだろうと思っていた。
 
そんな冬、仲間内でスキー旅行に来ていた日の夜、今井から打ち明けられた。
「僕、2回生以降不登校関連事業で本気で活動したいんですけど、やっぱ地味ですかね?」
虚を突かれるとはまさにこのことであった。と同時に、BrainHumanityに出会ってどんどん変化していく後輩がとてもまぶしく、ぜひそうしたらいいと思うよと答えたのを覚えている。

その後不登校関連事業部の代表も務めるなど活躍し、彼の事業部は事業規模的にもメインストリームではなかったかもしれないけれど、周りから見ても本当に1枚岩でチーム力があり、立て続けに新規のプロジェクトを作り不登校の子どもたちに色んな機会を提供していた。

卒業後、自分と同じ会社に入ってきたりして関係性が続いていたが、2011年3月に震災が起きた。
その頃自分は既にBrainHumanityに職員として転職していて、今井が被災した子どもたちを支援する仕事がしたいと言って相談してきた。
その当時はなんて答えたかあまり覚えてないが、以前のようにぜひやった方がいいと強く応援はしなかったような気がする。自分の想像しうる脳みそのキャパ的に、うまく事が進むイメージがなかったからかもしれない。そう考えると背中を押せなかったしょぼい先輩だなと思う。

でもその後今井は覚悟を決め、現在のChance for Childrenの共同代表となり、被災した子どもたちや、貧困状態にある子どもたちに、教育格差の是正を目指し学校外教育の機会を提供し続けている。原資が寄付という非常に難しい舵取りをずっと続けてきていて、本当に頭が下がる思いである。

こう考えると、今井は常に、不登校の子どもや、被災した子ども、貧困状態にある子どもなど、困難な状況にある(全員を困難と決めつけてしまうのはもちろん語弊があるけど)子どもたちに関心を寄せ、彼のエネルギーを注いで時間を使ってきた。

自分は正直に言うと、というか自分の方がきっと軽い人間で、困難な状況にある子どもたちの気持ちには深く寄り添えないし、想像力も欠如しているし、そこに限定して活動することはもうないだろうとも思っている。もちろん自分自身にもこの分野とは別に課題意識みたいなものはあるし、なんとかしたいと思うこともある。

今井以外にも、大学時代にできた最高の後輩が何人かいて、彼らにとって指針となる先輩でありたいと密かに思って生きてきた。
けれど、今井がどんどん共感の輪を広げて活動していくのを見て、完全に抜かれた(抜かれたとか抜いたという感情ではないのだがなんかうまく言葉にできない)と思った瞬間が2~3年前にあった。
でもそのおかげで、背伸びせず自分は自分でできることをしようと思えたきっかけでもあった。

色んな人から寄付を受ける身であるから変なことも発信できないし、窮屈なことも多いだろうと思う。
それでもなお活動を続けていく今井は生涯の伴侶に巡り合い、もっと加速していくだろうと思う。

ちょっと疲れたら、また今井の大好きな中学生レベルの下ネタで笑いあいましょう。
今後ともよろしく。
おめでとう。(他の後輩たちも結婚した時に書き綴ればよかった)