先日、島&都市デュアルの企画で、湊川新開地でまちづくりに関わる西島さんのツアーに参加。
かなーーーり楽しみにしていた。
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まずは「湊川隧道」という日本初の河川トンネルの中に。ここに川が流れていた。
かつて湊川は天井川だったことから、行き来が難しく、神戸エリアと兵庫エリアの文化の境目になっていたんだとか。面白い。淡河町も最初は北区ではなく兵庫区だったようですし。
歴史もっと勉強しなきゃな…。

それにしても保存会のみなさんで守られているこの跡地は圧倒的。
今度はここで行われているコンサートにも行ってみたい。

そして市場へ。
生まれ育った場所にも、現在住む農村にも連なる市場や商店街というものがない人間にとって、こういう場所は本当に憧れ。
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自分で食べたいものだけを買い、皿に並べる。うへへ…こんな幸せなことがあろうか…。

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各お店の魅力ももちろん、今回一番感じたことは、コミュニティの形。

「かつての相互扶助関係が色濃く残るコミュニティは合理的なのか面倒なだけのものなのか。」
という自分に課した問いを確かめるべく移住を検討したとき、頭の中には農村や里山という選択肢しかなかった。
今思えば、なんて狭い世界で物事を考えていたのだろう。

市場を歩くときに声を掛け合い、商品に助けられ、買い支えるという関係性は、まさに相互扶助。
歩いて知り合いに出会えるというのはある意味で羨ましい。

ちなみに淡河町では、不用意に歩いていたり自転車に乗っていたりすると、
「あんたこないだ〇〇ら辺歩いとったやろ。」
と運転中に発見したことを報告される。(つまり歩いている人がほとんどいない車社会)

でもこうして、他の地域を「いい地域だなー。」と素直に言えたり思えるのは、自分の住んでいる地域が大好きだからなんだということも、最近こういう関わりをして色んな地域のプレイヤーに出会って思うことでもある。


市場…それはまた人を連れていきたくなる魔力。