毎年恒例になりつつある9月~11月の怒涛→12月に魂抜ける。の流れ。

今年は
●里山イベントのブラッシュアップ
●サツマイモの加工に向けて
●お米の精米販売に向けて
みたいなところで、分からないことややったことないことを何とかしていくの繰り返しであった。思いつかなければいいのにと頭の中で何度も自分を呪ったが、思いついたら形にしないと妥協した気分になるので、自分で自分を追い詰めていただけのような気もするが。
 
かつて人生の中で彼女に振られても布団に入れば1分で爆睡していたほど睡眠で困ったことはなかったが、夜中に目が覚めたりうなされたり明け方から頭の中で考え事がいっぱいになり寝れないという日々は人生で初めてであった。
これまで仕事でもっと激しいストレスを抱えたことは山ほどあったような気がするが、最終的な責任が全部自分にきて自分でなんとかしないといけないという意味で、ちょっと捉え方が違っていたような気もしている。

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雨漏りした屋根の緊急措置。

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稲木干し。やってみると大したことはないのだが、木や竹を集めるのが大変だった。

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なるべくマネジメントしないで自走を促す、大学生との新しい関わりの試み。

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デジタルデトックスの農村イベント。どうしたら一番いい場になるかの枠組みに頭をひねった。

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唐箕、脱穀機。使ったことのないものを修理するという難行から。その後本番前に何度も実験。

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サツマイモの商品開発。たこ焼きに見せかけた『ポテ焼き』の上手な焼き方。家で練習。店頭でも練習。だいぶ掴んできた。今ならたこ焼き屋のバイトもいけるはず。

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羽釜でご飯。10合とかからしかできないので、事前に練習した後、冷凍庫は米だらけに。

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里山イベントの最後に作った稲わらの屋根。茅葺き職人チームのみなさんは他のイベントがあったためコンサルをお願いすることができず、胃を痛めながらなんとかした(なった)。

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精米販売。まさかのお米コンテストで優勝し、玄米ではなく精米で売るときの注意などを色々学ぶ。あと価格設定が難しいとしみじみ。

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サツマイモの保存。加温ができる保管庫が必要なため、ヤフオクで落としたボロボロの保冷庫を購入。一人で降ろせないため、茅葺き職人チームのみなさんの力を借り家に運び入れた。加温装置を取り付けるため、買ったばかりの保冷庫にドリルで穴を空ける瞬間はいたたまれなかった。

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納屋の中に、おばあちゃんの手すりの脚があり、保冷庫が入らないため、金属の切断を試みる。
「切れんものはない。」という近隣住民の心強いアドバイスを受け、グラインダーで切断。なんとかなるもんだ。

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小さなハウスの設置。適当に広げてみたら収拾がつかなくなったので、たまらず近隣農家に送った写真がこちら。貴重なアドバイスを頂戴し、なんとかなる。

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干し芋に向けて。かまど、蒸し器、干すためのすだれ…などなど、1つ1つ調べながら調達。

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石焼き芋やサツマイモのお話。イベントではやっていたが、人に教えるとなると再度実験して確実なものに。サツマイモのことも本を読みまくり改めて勉強。


というわけで、今年の秋はこれまでよりさらに畑や田んぼにいる時間が増え、パソコンに触る時間ががくっと減った。

とても楽しかった。
寝れないほど何かを背負っていた割に、楽しさもそこにはあった。
楽しいと感じるのは、収入の大部分を農業に頼っているわけではないからだというのももちろん自覚している。
これが専業農家さんであれば、楽しいなんて言ってられないだろう。
 
でもそういうことを差し引いても、畑で何かをしたり、自分で予定を組んで自分で采配して自分で動いてその結果を粛々と受け止める。
難しいし、思い通りにいったことなど皆無だけど、それが楽しい。
失敗しても、そこには自分の手に残る小さな技が生まれている。

未だに自分のことは自分のことなのによく分からない。
人と何かをしていくことが好きだとずっと思っていたが、実は自分一人で黙々と何かをしている時の方が好きなのではないかと思い始めたり。
 
農業に興味があった20代、農家ステイをして
「こんな淡々とした作業をずっとするの、無理だ。」
と思って一度諦めた道。
 
歳をとったからか、自分事じゃなかったからか分からないが、そういう作業が苦だと感じなくなってきた。

気付いたらもう12月。1年は早い。
今年学んだ失敗を取り返したくても、次にリベンジできるのは1年後。
農業は甘くないなー。