先月頃から、熟睡アラームというアプリを使って、睡眠を記録している。
数年前からとても興味があったのだが、子どもが寝床に入ってくると計測記録が変わってしまうのではと思いやっていなかったものの、幸か不幸か一人で寝る生活に戻ってしまったので思い出して始めてみた。
 
新入社員の頃、人事の先輩に、
「社会人になったら6時間睡眠で慣れるよ。」
と言われ鵜呑みにして生きてきたが、全く慣れる気配がない。
 
20代の頃は子どもも生まれ、仕事も西宮のジャイアンの管理下にいたので慢性的に寝不足であり、2~3か月に1度風邪を引き自他共に虚弱認定していた。20代をジャイアンの元で過ごしたことは今ではとても感謝しております。
 
しかし独立し、7~8時間睡眠を取るようになると、ほぼ風邪を引かなくなった。
仕事は好きなので、朝起きてから寝る直前まで稼働するのはあまり苦にならないのだが、とにかく8時間寝たいという己の本能に忠実に従ってみた。すると、起きている時間の集中力も上がりダラダラ仕事をすることも減った。眠い状態で10時間仕事をするより、元気な状態で4時間仕事する方がアウトプット量は絶対に多い。そしてイライラすることもかなり少なくなった。
 
また、茅葺きの現場仕事で覚えた「20分昼寝」という奥義のおかげで、午後の出力を最大化する術を得た。だいたい毎日昼寝している。下手すると昼寝も含め合計10時間くらい寝てる時もありナマケモノもびっくりである。
 
ちょっと寝過ぎな感もあるので、もしかしたら睡眠の質が低いのではないか。
何か改善の余地があるのではないか。
少ない睡眠時間でフル稼働できるなら当然その方がいい。
そう思ってアプリをダウンロードし、睡眠を計測してみることにした。
 
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…めちゃくちゃしっかり寝てる。「おやすみ」ボタンを押してから1分で寝ている。そう、たいてい目を閉じてからの記憶がない。長時間寝てるのに、夜一瞬で寝てしまうのは何かおかしいのではないか?何かの病気では?という仮説を立証できる情報に出会ったことがない。

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…寝過ぎだ。早起きが得意ではなく、やはり自分は7時前後に起きるのが一番身体に負担がない。何時に寝ても、6時起床はがんばって起きる感がある。
  
そして問題は、起きたあとに解答するこれだ。
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なんだこの問いは。

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こんな顔で起床するやつがこの世にいるのだろうか。お目にかかりたい。お目覚めセミナーを開催してほしい。
 
どうポジティブに自己評価しても真ん中の顔だ。気分がいい目覚めってどんな状態?
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このラインには、草野球でヒットを打つのと、メジャーリーグでホームランを打つほどの壁が存在している。
  
どうすれば右の領域に辿り着くのだろうか。
睡眠は奥が深い。