今晩は本陣で夜の花入れ。
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植物への解像度が中々上がってこない自分は、花入れを通じて自身の内面を知るきっかけになっていることに魅力を感じている。いやもちろん、活けたものを見るのも楽しいんですけれど。
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花入れを進めていると、いつの間にかどんどん可能性を限定していってしまい、微調整でなんとかならないかという範囲でもやもや悩んでしまう。
今日も、途中で全然先が見えなくなってしまった時、先生に、
「大きいやつをドンと入れてみてもいいかもしれないですよね。」
という一言をもらった。
写真で言う左側の枝が最初にピンときて活けてみて気に入っていたのだが、右側に小さい花をいくつか置いたらバランス取れるかなとばかり考えていた。他の選択肢を全く考えていなかったと後で気付く。それで最後は右側に思い切って大きい枝を入れてみたら、なんとなくいい形になったような気がした。
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ハサミを入れること、活ける植物の種類を増やすこと、すべてにおいて自分で自分のことを信じれていないし、潔さもない。これはたぶん日常生活の姿がそのまま出ていて、そういうことに気付くのが興味深い部分であります。他の人たちの作品の「なぜそう活けたのか?」という話を聞くのがすごく楽しい。
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夜の花入れ、とてもいい時間でした。
そして、こんなに脳みそが疲れることも滅多にない。
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