今日は『食と里のネットワーク交流会』というイベントで、西粟倉村の井筒耕平さん、そして神戸の弓削忠生さん(北区民ながら初弓削牧場、恥ずかしい…) 、ヤマサキマサオさん(倉庫が近い!見に行きたい!)と一緒に登壇。
20代の頃に『まちづくり』という至極ぼやっとしたものに興味を持ち、雑誌や本を読み漁り、その中で憧れた地域と言えば、やはり西粟倉村ははずせない。
前回の交流会では、同じくはずせない徳島県神山町の方々の前で淡河宿本陣跡の説明をさせてもらい、今日は西粟倉で活躍されている井筒さんたちとトークセッションをした。
こんな日が来るとは、本当に思っていなかった。
とてもミーハーな話になってしまうが、ただ単純に嬉しかった。
自分が何者なのか全然見えてこなかった20代の頃、嫉妬するほど憧れた地方で活躍する人たち。
活躍というか、身の丈のある生活や仕事を、地域のコミュニティで生み出している姿がまぶしかった。
20代も終わりに差し掛かる頃、妻の実家がある淡河で面白い集まりが始まったと聞き、住んでもいないのにズケズケと乱入し仲間に入れてもらった。
そのまま移り住み、試行錯誤しながらやっていったら、気付けば語れることが増えてきた。
当時既に脚光を浴びていた西粟倉や神山(とか海士町とかもう素敵な地域は色々ありますね)に移り住もうとしなかったのは、天邪鬼というか、しょうもないプライドが自分の奥底に鎮座していたのだと思う。
でも結果、淡河という場所で、負けないくらいの人の繋がりや活動が生まれていると思う。
悩み多き時期に、素敵なロールモデルを見せてくれた場所。
みなさんに憧れてよかったです。
やっぱり今の西粟倉も神山も、かっこいい。
今度は淡河もそうなれるように。